豊穣の角の覚書

マンガのお仕事をしていた頃 &今の暮らし あれこれ

個性の問題

ときどき通る道

広めの駐車場に陣取っている

おっきな黒トラの猫がいる

 

手に届く範囲には近寄ってこないけれど

気づかず通り過ぎようとすると一声鳴いて 注意を引いてくれる

元気そうだね と心で返す

 

 

それがある時

こちらに気づいている様子なのに

よそよそしく目を逸らした

警戒と緊張で姿勢が硬い

 

不審に思いつつ通り過ぎてから

人間にいじめられでもしたのか と思いあたり 気持ちが沈んだ

 

もしそんなことがあったなら

そういう人間が 今も近くにいるかもしれない

 

 

しばらくして 

また 短い鳴き声を聞いた

 

反射的に目をやって びっくり

 

えええーーー

 

2匹いるー⁉️

 

体型も毛皮の色もそっくりな 黒トラ猫が2匹

いつもの駐車場に 1メートルほど距離を置いて並んでいた

多分きょうだい

 

片方は こちらの顔を見上げていて

もう一方は 目を逸らして 

 

態度が変わった訳では無かったんだー!

力 抜けちゃうー

よかった

 

 

でもやっぱり外は危険が多い

外飼いなのか 散歩中の家猫か

はたまた野良なのか判然としないけれど

 

コロナ禍で交通量が減った道路で乱暴な運転の車も増えてる

 

気をつけて

どうか無事で