豊穣の角の覚書

マンガのお仕事をしていた頃 &今の暮らし あれこれ

2021-01-01から1年間の記事一覧

ホラーな絵

子供の頃 怖いもの が ダメだった 遊園地のお化け屋敷も絶対入らなかったし ゾンビの映画はポスターからも目を逸らす 従兄弟が観ていた特撮もののテレビシリーズも怪人や怪獣を正視できなかった ホラーマンガはちょっと違って 学校で同級生の間でコミックス…

お餅で⁉️

コロナでとんとシネコンからも足が遠のいているけれど 最近、上映時間が長い映画が公開されたらしく お餅を食べるとトイレが遠くなる という嘘か誠かわからないけれど本当だったらありがたいライフハックが流れてきた ロードオブザリング王の帰還の頃 すでに…

発芽

自分が身体壊したり 家族を介護して看取ったりしている間 漫画もあまり描けなかったのだけれど 最近になって いくつかストーリーの芽が出てきた コロナ禍で一人でいる時間が増えて あれこれ考えたことに加え ブログを始めて 一気にまとめて投稿しているうち…

非常用持ち出し袋

10年以上前 町内会で配布された持ち出し袋 ちょっと小さい アルコールジェルなど感染症予防グッズは重たいし嵩張るし リュックのストラップが細いので肩に食い込みそう 先日の地震もあって 買い換えることにした 宮城県のメーカーのものをチョイス 手動充電…

ランチタイム

晴れているのに 池の周りの石畳が濡れていて まさか誰か落ちて這い上がった跡かと思ったら お食事中だったようです 獲物を探し 飛び込んで 何か獲って よっこいしょ と上陸

ネーム といっても

名前 の事ではなく 漫画を描く時 あらすじ、の次 下書きの そのまた下書き くらいの作業のことで これも漫画家によって あるいは編集者によって仕様が色々異なる 私の場合は頭の中で こんな人物のこんな話 というのが浮かんだら B5サイズの子供用のお絵かき…

10年めかぁ

あの日は所用で隣の県まで足を伸ばし、いつもは帰りの乗り換え駅で降りて食事をするのだが、何故か気が進まず そのまま自宅から割と近い駅まで移動したところであの地震が起きた 長い長い揺れ 建物から離れて通りの真ん中に移動して立ちすくむ人たち 停まっ…

困ったアシスタント

アシスタント業は大部屋入院生活に通じるところがある 24時間 他人がそばにいて 基本的に外に出られない 自分の都合は後回し 漫画家になって数年経った頃 人生初の入院生活を体験した時にまず思ったのがそれだった その大きな大学病院では見舞客を装って入り…

失念していた

バレンタインデー 本とチョコが届きました 友チョコというやつです 可愛い かじるのが躊躇われるけど美味しくいただきます

デビューの道筋

昨年の夏 たまたま 漫画家志望の方とお話しする機会があった その方によると 昨今の編集者はネットで作家を探すことが多い とのこと プロアマ問わず ネットで自作のイラストやマンガを公開している人は多い その中から有望そうな人を見つけてコンタクトを取…

良い香りがした

と 思ったら 君か 水仙 冷たい風が強いけど 季節は確実に進んでいく 風が強い分 空が綺麗だった

デビュー作

一番最初に作品が掲載されたのは 読者の対象年齢が小学校低学年の雑誌だった たぶん このあたりの記憶が曖昧で アシスタントをしながら 複数の出版社 編集部に投稿 持ち込みをしていて 時系列がはっきりしないのだが 自分の創作の芯となるものを掴みかけたの…

いつか 踏んづけて壊すかも

習慣になった毎朝の検温 最近はスーパーなどの店頭に体温チェッカー増えたけど念のために自宅でも続けている 寒くなってから 朝 布団の中で測っていると二度寝の危険に加えて 近眼の上に寝ぼけまなこで体温計のケースをしばしば見失う 小さくて透明だからな…

春の先駆け なのに

啓翁桜 街の中でも 花をつけた樹を見るように とはいえ コロナ禍で 同居人以外との会食が躊躇われ せめて と おやつを買って帰る日々 ラム風味の紅茶と合わせて美味しくいただいたけど 友人とおしゃべりしながらのお茶の時間が恋しい みんなで花を見に行きた…

夜行性のデメリット

まんがを描く作業は 人それぞれではあるけれど 基本的に夜型の場合が多い アシスタント先では 早朝 ゴミを出してから就寝 スケジュールが切羽詰まっていなければ昼過ぎ起床 7時間前後の睡眠時間 通常なら充分な睡眠が取れるところだけれど 昼夜逆転で時差ボ…

ハンドメイドというより工作

趣味で アクセサリーを作っている 物作りは 絵を描く時と 同じ脳の場所を使っている気がする イメージを形にする時 資材の大きさや色を選ぶ時 似てるな と ハンドメイド系のイベントに出店もしているけれど コロナ以降 自粛中 イベントは 多勢の人と会って …

個性の問題

ときどき通る道 広めの駐車場に陣取っている おっきな黒トラの猫がいる 手に届く範囲には近寄ってこないけれど 気づかず通り過ぎようとすると一声鳴いて 注意を引いてくれる 元気そうだね と心で返す それがある時 こちらに気づいている様子なのに よそよそ…

鳥画像

綺麗にふたつに別れたように見える空 飛んでいけ! 白鷺 保護色 ファミリー

久々の電話

「もしもし」 地を這うような低い声 無愛想な応答 作業の進み具合を探ってくる編集者に対して張った予防線だ 「まだそんなことしてるんですか⁉︎」 呆れ半分 懐かしさ半分で笑って問えば 「ああ!」 なんだ君か と声のトーンが跳ね上がった 一転して早口で話…

突然 家にやってくる

ちょっと前 自宅のFAX電話の留守録に 中年女性の声で 『ナニガシおじさん 亡くなったんだってー 電話くださーい』 とメッセージ 心当たりは全く無い 『亡くなった』ではなく 『死んだんだって』と言っていたような気がする そういう気がするような声と口調だ…

キツネさん

狛犬さんに続いて 稲荷神社のキツネさん達 ポストカードサイズ 水彩用紙 色鉛筆

怪談?

顔見知りの漫画家さんに 1日でいいから手伝って欲しい と請われたことがある かなり切羽詰まった状況で 郊外の小さな旅館の一室を借り 漫画家さんの同業のご友人が確か2人か3人 私ともう1人 ツテを頼って頼んだという 漫画家さんとも初対面の人がいた 当然 …

日向ぼっこ かな

通りすがりのニャンコに ウロンな眼差しを向けられつつ撮影 後ろから もう一枚 風が少し冷たかったけれど 日差しがあったから 散歩に出ていたのかな

狛犬さん

神社の狛犬さんたちがカワイイので 描いてみたら モコモコふわふわ ニコニコ笑顔に ハガキサイズ 紙はおそらく水彩用 色鉛筆

アカウント用に描いてみた

文房堂で買ったスケッチブック サイズが豊富 B5 A4 あたり 気軽に落書きができて楽しい 画材は さらに気軽に 100均セリアの色鉛筆

 20世紀少年とか

漫勉 観ているうちに 20世紀少年 読み返したくなった パンデミック真っ最中だし カルト関係も最近また取り沙汰されているようだし そこら辺 抜きにしても傑作だし あと 和田慎二 呪われた孤島 あれはパンデミックではなく 毒蜘蛛だけど 特効薬の独占 怖い 月…

メシスタント

手間と根気は必要だが 比較的簡単な作業を担当する者を 一部で ベタアシと呼んでいた ベタ塗りアシスタント 左側のキツネさんのように黒く塗りつぶす事をベタという 他に 効果線と呼ばれるテクニック 線を掛け合わせたり 点描や定規線などを使って 色々な表…

芸は身を助く?

ベテラン先生の仕事場を兼ねたご自宅を初めて訪ねたとき 先生は ベランダに出て待っていてくれた 先輩アシスタントは同年代の2人 少し前に1人欠員が出来て その穴埋めをずっと探していたとのこと 何人か候補者が来たものの定着せず 私が本採用となった とい…

ポケベルも無かった

まだ学生だった時 当時のまんが家志望の友人に誘われて 初めてアシスタントのアルバイトを経験 一旦 普通に就職したものの 一年ほどで同じ友人の紹介で ベテラン漫画家のアシスタントに採用された 先生は 隔週刊の雑誌で連載を持っており 一回の仕事は泊り込…

100分で始める

お正月に放映された Eテレ 100分de萩尾望都 そうそう ポーの一族! やっぱり私も歯医者の待合室で別冊少女コミックに掲載されていたのを読んで夢中になり バラの紅茶に憧れて その後 漫画家のアシスタントを経て 自分もかろうじてプロ作家に さらに 自粛要請…