豊穣の角の覚書

マンガのお仕事をしていた頃 &今の暮らし あれこれ

芸は身を助く?

ベテラン先生の仕事場を兼ねたご自宅を初めて訪ねたとき

先生は ベランダに出て待っていてくれた

 

先輩アシスタントは同年代の2人

少し前に1人欠員が出来て 

その穴埋めをずっと探していたとのこと

 

何人か候補者が来たものの定着せず

私が本採用となった

 

といっても

絵のスキルが高かったわけではなく

それどころか 建物などの背景がまったくダメ

下手 ではなく描けない

 

今思うと なぜ勤めていた会社を辞めてまで

専業のアシスタントになろうとしたのか 

我が事ながら理解できない

 

ただし 武器は あった

 

私は料理が (割と) 出来たのだ