豊穣の角の覚書

マンガのお仕事をしていた頃 &今の暮らし あれこれ

2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

非常用持ち出し袋

10年以上前 町内会で配布された持ち出し袋 ちょっと小さい アルコールジェルなど感染症予防グッズは重たいし嵩張るし リュックのストラップが細いので肩に食い込みそう 先日の地震もあって 買い換えることにした 宮城県のメーカーのものをチョイス 手動充電…

ランチタイム

晴れているのに 池の周りの石畳が濡れていて まさか誰か落ちて這い上がった跡かと思ったら お食事中だったようです 獲物を探し 飛び込んで 何か獲って よっこいしょ と上陸

ネーム といっても

名前 の事ではなく 漫画を描く時 あらすじ、の次 下書きの そのまた下書き くらいの作業のことで これも漫画家によって あるいは編集者によって仕様が色々異なる 私の場合は頭の中で こんな人物のこんな話 というのが浮かんだら B5サイズの子供用のお絵かき…

10年めかぁ

あの日は所用で隣の県まで足を伸ばし、いつもは帰りの乗り換え駅で降りて食事をするのだが、何故か気が進まず そのまま自宅から割と近い駅まで移動したところであの地震が起きた 長い長い揺れ 建物から離れて通りの真ん中に移動して立ちすくむ人たち 停まっ…

困ったアシスタント

アシスタント業は大部屋入院生活に通じるところがある 24時間 他人がそばにいて 基本的に外に出られない 自分の都合は後回し 漫画家になって数年経った頃 人生初の入院生活を体験した時にまず思ったのがそれだった その大きな大学病院では見舞客を装って入り…

失念していた

バレンタインデー 本とチョコが届きました 友チョコというやつです 可愛い かじるのが躊躇われるけど美味しくいただきます

デビューの道筋

昨年の夏 たまたま 漫画家志望の方とお話しする機会があった その方によると 昨今の編集者はネットで作家を探すことが多い とのこと プロアマ問わず ネットで自作のイラストやマンガを公開している人は多い その中から有望そうな人を見つけてコンタクトを取…

良い香りがした

と 思ったら 君か 水仙 冷たい風が強いけど 季節は確実に進んでいく 風が強い分 空が綺麗だった

デビュー作

一番最初に作品が掲載されたのは 読者の対象年齢が小学校低学年の雑誌だった たぶん このあたりの記憶が曖昧で アシスタントをしながら 複数の出版社 編集部に投稿 持ち込みをしていて 時系列がはっきりしないのだが 自分の創作の芯となるものを掴みかけたの…

いつか 踏んづけて壊すかも

習慣になった毎朝の検温 最近はスーパーなどの店頭に体温チェッカー増えたけど念のために自宅でも続けている 寒くなってから 朝 布団の中で測っていると二度寝の危険に加えて 近眼の上に寝ぼけまなこで体温計のケースをしばしば見失う 小さくて透明だからな…

春の先駆け なのに

啓翁桜 街の中でも 花をつけた樹を見るように とはいえ コロナ禍で 同居人以外との会食が躊躇われ せめて と おやつを買って帰る日々 ラム風味の紅茶と合わせて美味しくいただいたけど 友人とおしゃべりしながらのお茶の時間が恋しい みんなで花を見に行きた…

夜行性のデメリット

まんがを描く作業は 人それぞれではあるけれど 基本的に夜型の場合が多い アシスタント先では 早朝 ゴミを出してから就寝 スケジュールが切羽詰まっていなければ昼過ぎ起床 7時間前後の睡眠時間 通常なら充分な睡眠が取れるところだけれど 昼夜逆転で時差ボ…

ハンドメイドというより工作

趣味で アクセサリーを作っている 物作りは 絵を描く時と 同じ脳の場所を使っている気がする イメージを形にする時 資材の大きさや色を選ぶ時 似てるな と ハンドメイド系のイベントに出店もしているけれど コロナ以降 自粛中 イベントは 多勢の人と会って …

個性の問題

ときどき通る道 広めの駐車場に陣取っている おっきな黒トラの猫がいる 手に届く範囲には近寄ってこないけれど 気づかず通り過ぎようとすると一声鳴いて 注意を引いてくれる 元気そうだね と心で返す それがある時 こちらに気づいている様子なのに よそよそ…

鳥画像

綺麗にふたつに別れたように見える空 飛んでいけ! 白鷺 保護色 ファミリー

久々の電話

「もしもし」 地を這うような低い声 無愛想な応答 作業の進み具合を探ってくる編集者に対して張った予防線だ 「まだそんなことしてるんですか⁉︎」 呆れ半分 懐かしさ半分で笑って問えば 「ああ!」 なんだ君か と声のトーンが跳ね上がった 一転して早口で話…